※このページではCGIに関連する用語の説明をしています。あ行はこちらです

は行

・パール(Perl:Practical Extraction and Peport Language)

Larry Wall氏によって開発されたプログラム言語。外部公開は1987年で「実用データ取得作成言語」という意味らしいです。当初はUNIX用として開発されましたが、現在ではWinやMacでも使えるようになりました。
他の言語に比べて分かりやすく、正規表現等の機能が充実しており、かつCGIスクリプトとして開発し易いため、初心者の方でも比較的覚え易い言語だと思います。

戻る ≫

・パーミッション(permission)

「読み込み」「書き込み」「実行」を「所有者」「グループ」「その他」のユーザーに対して許可するかどうか設定すること。と言っても、なんのことがイマイチ分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。とりあえず「パーミッションというものを正しく設定しなければ、CGIは動かす事が出来ない」ということは覚えておいて下さい。
定番のパーミッション値は
「644 (誰でも読み出しが可能。HTMLファイル、ライブラリ等)」
「666 (誰でも読み書きが可能。記録ファル等)」
「755 (誰でも実行が可能。CGIファイル等) 」
「777 (誰でも読み書き、実行が可能。画像や過去ログの保存用フォルダ等)」
で、これを知っていればだいたい大丈夫でしょう。

戻る ≫

・パス(Perlのパス)

1行目にある「#!/usr/local/bin/perl」「#!/usr/bin/perl」の事です。他にもありますが、この二つが多いようです。
CGIファイルにアクセスした時に自動的にCGIを起動させるためのコマンドで、これがないとCGIが起動されず、動きません。サーバによってバスが違うので、正しいパスに変更する必要があります。

戻る ≫

・ピーエイチピー(PHP: Hypertext Preprocessor)

JavaScriptと同じくHTMLに埋め込むタイプのスクリプト言語。Webアプリケーション開発に特化した言語であり、処理速度がCGIに比べて速く軽快です。また、Perlよりも文法が簡単で習得し易いため、最近ではPerlよりもPHPで書かれることが多くなっているようです。

戻る ≫

・ブラウザ(Browser)

サイトを閲覧するために必要なソフト、ということは既にお分かりでしょうが、このブラウザの種類の違いにより表示が変わることがあります。IEを使用されている方が多いため、IEを基準にされている場合が多いようです。
Macの場合、Mac用のIEの開発が中断されたため、必然的に別のブラウザでの表示確認となります。OSがWinの場合、Macでのみ動作確認を行っているスクリプトを使用する場合は、表示部分に若干の訂正が必要となる場合があります。

戻る ≫

ま行

・文字コード

「JIS(主にEメール)」「EUC(UNIX系OS,Mac OS X)」「 Shift-JIS(Win、Mac)」の三種類があります。
UNIX系0Sが使用されているサーバでShift-JISを使うと文字化けします。その場合、「表\示」のように「\」を使用すると文字化けは治ります。文字化けする文字は他にも沢山ありますので、なってしまった場合は上記の方法が回避して下さい。

戻る ≫

や行

・ユニックス(UNIX)

オペレーティングシステム(OS)の一種。サーバによく使用されます。UNIXはOSの「名称」ではなく、「概念」です。4つの定義があり、それらの1つでも満たしていれば「UNIX系OS」と呼ばれるようです。
現役のOSとしては比較的長い歴史があり、優れたパフォーマンスと堅牢性を持っています。有料版、無料版と色々ありますが、Solaris、FreeBSD、Linuxなどが代表的なUNIX系OSです。Mac OS XはUNIXのコアが採用されているため、UNIXに近いOSになっています。

戻る ≫

ら行

・ライブラリ(Library)

jcode.plやcgi-lib.plなどがよく使われています。Perlでは何度も使用するソースをパーツ(サブルーチン)として設定し、何度も繰り返し呼び出す事が出来ます。このサブルーチンを記述したファイルをライブラリと言います。拡張子は「.pl」です。
上記のフリーで配布されているライブラリを利用する事により、複雑な処理が簡単に行えるようになります。
スタイルシートを別のファイルで作成し、多数のHTMLファイルで呼び出すことが可能ですが、あれと同じようなものです。スタイルシート同様、単独で実行することは出来ません。

戻る ≫

・リクエストメソッド(Request Method)

データの送信方法。formタグで指定します。「get」と「post」の二種類があります。
getはデータの送信出来る量が最大1kbのと限られており、URLと共にデータが送信されるため、アドレスバーにデータが表示されます。
postは最大131kbのデータの送信が可能で、URLとは別にデータが送信されるため、アドレスバーに表示はされません。
スキンタイプのCGIを設置するときは、リクエストメソッドの指定に注意して下さい。

戻る ≫